団塊世代に学ぶ歯の大切さ
つぼねです。
今日はつぼねの患者さんたちの後悔の念を書きたい
と思います。ちょっと怖いですか?(笑)
団塊世代のつぼねの患者さんたちは、歯を大切に
しなかったことをよく後悔しています。
なんでもっと早く…と。
団塊世代の皆さんが歯を悪くしてしまったことは
、一概に本人たちのせいだけでもないとつぼねは
思います。ただ、知識がなかったのだけです。
知識を得る場所であるべき歯科医院も今とは
だいぶ考え方が違っていたようですし。
歯科業界も今と昔ではだいぶ変わりました。
今でこそ予防することへの意識が高くなってきま
したが、昔は痛くなったら歯医者に行く。
歯科医は痛いなら痛みの根源→歯を抜いてしまおう
という考えが根強かったようです。
きっと今だったら残せたであろう歯も昔はどんどん
抜かれてしまったようです。
歯というのは通常親知らずをぬかすと全部で28本
あります。28本の歯はそれぞれの役割を果たし
ながら、口腔内に存在しています。
「28本もあるから1本くらいなくなっても大丈夫
っしょ?」って思っていませんか?
口腔内はバランスです
1本抜けると1本分の負担をほかの歯が背負うこと
になります。少しの変化が月日が経つにつれて、
大きな変化へとつながります。
歯医者に通うようになったらほかにも痛いところが
出てきたり、詰めていたものが続々と取れたりする
ことがあります。バランスが崩れたのです。
歯1本1本のありがたみをつぼねは感じてほしい…。
常にそんなことを思っています。
今は仕事が忙しいから時間がとれるようになったら
歯医者に行こうって思ってたけど、遅かったね…と
団塊世代のSさんは言いました。
もっと早く来てればな…と。
つぼねはこのセリフを聞くたびに、切ない気持ちに
なります。
あるアンケート結果によると団塊世代が健康について
後悔していることの第1位は、「歯の定期検診を
受ければよかった」だそうです。
食事を楽しめなくなって初めて、歯の大切さに
気が付くのでしょう。
おいしいものをおいしいと味わうためには、今
残っている全ての歯を今から大事にしてください。
千里の道も一歩から!ですよ。
笑顔の老後を送りたいものですね。