歯科衛生士つぼねの歯っとするブログ

アラフォー現役歯科衛生士のつぼねです。蓄えた知識(余計なものも含む)をドドンと大放出します!

団塊世代に学ぶ歯の大切さ

つぼねです。

今日はつぼねの患者さんたちの後悔の念を書きたい

と思います。ちょっと怖いですか?(笑)

 

団塊世代のつぼねの患者さんたちは、歯を大切に

しなかったことをよく後悔しています。

なんでもっと早く…と。

 

団塊世代の皆さんが歯を悪くしてしまったことは

、一概に本人たちのせいだけでもないとつぼねは

思います。ただ、知識がなかったのだけです。

知識を得る場所であるべき歯科医院も今とは

だいぶ考え方が違っていたようですし。

 

歯科業界も今と昔ではだいぶ変わりました。

今でこそ予防することへの意識が高くなってきま

したが、昔は痛くなったら歯医者に行く。

歯科医は痛いなら痛みの根源→歯を抜いてしまおう

という考えが根強かったようです。

きっと今だったら残せたであろう歯も昔はどんどん

抜かれてしまったようです。

 

歯というのは通常親知らずをぬかすと全部で28本

あります。28本の歯はそれぞれの役割を果たし

ながら、口腔内に存在しています。

「28本もあるから1本くらいなくなっても大丈夫

っしょ?」って思っていませんか?

口腔内はバランスです

1本抜けると1本分の負担をほかの歯が背負うこと

になります。少しの変化が月日が経つにつれて、

大きな変化へとつながります。

 

歯医者に通うようになったらほかにも痛いところが

出てきたり、詰めていたものが続々と取れたりする

ことがあります。バランスが崩れたのです。

歯1本1本のありがたみをつぼねは感じてほしい…。

常にそんなことを思っています。

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今は仕事が忙しいから時間がとれるようになったら

歯医者に行こうって思ってたけど、遅かったね…と

団塊世代のSさんは言いました。

もっと早く来てればな…と。

つぼねはこのセリフを聞くたびに、切ない気持ちに

なります。

 

あるアンケート結果によると団塊世代が健康について

後悔していることの第1位は、「歯の定期検診を

受ければよかった」だそうです。

食事を楽しめなくなって初めて、歯の大切さに

気が付くのでしょう。

 おいしいものをおいしいと味わうためには、今

残っている全ての歯を今から大事にしてください。

 千里の道も一歩から!ですよ。

笑顔の老後を送りたいものですね。