唾液が減ってるかな?と思ったら…
つぼねです。
お題「唾液」の続きです。
唾液が減ってるかな?と不安に思ってしまった方!
対処法をお話ししますね。
ドライマウスの対処法
1.水分をとる
唾液を増やすには、体内に水分が足りている必要
があります。また、水分をとると口腔内が潤います
ので、頻繁に行えば口腔内のトラブルを減らすこと
ができます。
2.よく噛む
よく噛むことで唾液腺が刺激されて、唾液が分泌
します。ガムをかんだり、咬み応えのある例えば
するめのようなものを食べたときに唾液がたくさん
出てきた記憶はありませんか?
3.人口唾液、保湿ジェル、洗口液を使用する。
4.唾液腺のマッサージをする。
三大唾液腺である耳下腺、顎下腺、舌下腺を
マッサージする。 耳下腺は耳たぶの下辺り、
顎下腺はあごの下、舌下腺舌の付け根辺りに位置
していますので、そのあたりをマッサージします。
唾液腺のマッサージの手順
まず、手のひらをすり合わせて温めます。
耳下腺刺激
①耳たぶの前に手のひらを当て、耳下腺部を温めます。
②耳たぶの人差し指から薬指までの3本の指を当て
て、ぐるぐる回します。
回した後に耳たぶの前から中指を小鼻の方向に
滑らせ、上の奥歯あたりで止め、2~3秒圧迫
して離します。
以上を3回行います。
顎下腺刺激
③下顎の骨の内側の柔らかい部分に親指を当て、
舌を突き上げるように押し上げます。
そのまま耳の下からあごの先まで順番に押し
上げます。
舌下腺刺激
④両手を組んで親指を立て、下顎の骨の内側に
親指を当て、舌が上顎に付くくらい押し上げます。
⑤最後に顎の下をトントン軽くたたいて終わりです。
①から④までを1セットとして、1回に付き3セット
繰り返します。最後に⑤を行います。
※早い方なら唾液腺マッサージを始めて1か月くらい
で効果が現れる場合もありますが、多くは半年から
1年で実感されます
日頃から焦らず毎日繰り返し行うことが大切です。
5.口呼吸を改善して鼻呼吸にする。
日頃からお口を閉じるように意識してみましょう。
また、就寝時の口呼吸対策としては口閉じテープ
の使用もよいでしょう。
口を閉じるための筋力低下を改善するために行う
「あいうべ体操」という体操もありますよ。
※鼻炎が原因で鼻呼吸ができない場合は、耳鼻科を
受診しましょう。
体の病気や薬の使用によるドライマウスの場合は、
主治医の先生と相談しながらドライマウス対処法を
試してみてください。
ドライマウスになるとさまざまな不調が起きてきます。
中には専門家の処置が必要な場合もありますので、
あまり改善が見られなかったり、ひどい症状が続く
場合は歯医者さんにご相談してみてくださいね。