歯科衛生士つぼねの歯っとするブログ

アラフォー現役歯科衛生士のつぼねです。蓄えた知識(余計なものも含む)をドドンと大放出します!

歯のホワイトニングをしたいんです!(着色じゃんバージョン)

つぼねの時間です。

はい、お題!

「歯のホワイトニングをしてほしい」

 

つぼねの勤務先の歯医者の問診を見ていると、歯の色

を気にしている方がかなり多いことを感じます。

確かに歯が白く美しいのはそれだけでポイント高い

ですよね。この子かわいいもしくはこの人素敵💛

って思った人が笑った途端に虫歯だらけだったり、

まっ茶色だったりしたらとりあえず保留で…

みたいになりますもんね。

 

ところで「歯をホワイトニングしたい」と訪れる患者

さんの多くは着色であることが多いです。

これは歯の表面に茶渋やヤニ、色素がくっついて歯

が茶色っぽく見える現象です。

着色のつきやすさには個人差がかなりあります。

歯の表面の細かい傷が多かったり、ざらつきが強い人

は着色しやすいです。

口呼吸の人も前歯が乾きやすく、着色しやすくなります。

その場合歯の表面にくっついているだけなので、

歯科専用の機械でこすり落とせばきれいに取れます。

(この作業を歯科では着色除去といいます。)

 

つぼねの働く歯科医院では、歯面から汚れを吸着

させながら落とす歯面への負担の少ない歯磨剤を

使って着色を落としています。

また、着色が多い場合には、炭酸カルシウムの細

かい球状粒子パウダーを歯面に吹き付けて、機械

器具の入っていかない所まできれいにします。

これがなかなかにつるつるの仕上がりになるのです。

しかーし、粉が飛びまくってとっても大変!

患者さんの口の周りが白髭のようになってしまう

というデメリットがある(笑)

で、もうお気づきかと思いますが、歯科医院では

ただ着色を落とすだけでなく、歯を猛烈に労って

いるのです。

いちいち言わないけどね💛

ただただ、適当にやってないので安心して下さいね。

 

じゃあ、実際にホワイトニングとはなんなのでしょか?

次回続く…