シーラント
つぼねです。
お題「シーラント」
子どもを連れて歯医者さんに行ったことがある方は、
おそらく聞いたことがあるであろうシーラント。
はい、ご説明しますね。
咬合面(歯の咬む面)にはものが詰まりやすいため、
とても虫歯になりやすい!
チョコレートを食べたり、煎餅を食べた後に咬む面
の溝にべったりと食べ物が張り付いて気持ち悪い
ことありませんか?
歯磨きしてもなかなかとれないんですよ?
ここを虫歯にならないように人工的な詰め物で歯
を削ることなく埋めてしまう予防処置が、
シーラントです。
通常、乳歯の奥歯や永久歯の6歳臼歯に処置する
ことが多いです。
とにかく乳歯の奥歯と生えてきたばかりの6歳臼歯
は本当にびっくりするほど虫歯になりやすい!
つぼねがメンテナンスを日々行っているなかで、
6歳臼歯を治療したことがない大人の患者さんは
ほんの一握りです。特に奥歯の溝が深くて虫歯の
リスクの高いお子様には必ず行いたい処置です。
シーラントは永久的なものではありません。
溝の部分にかみ合わせが変わらない程度に一層入れる
程度のものなので、日々の生活の中で取れてしまう
こともよくあります。
ただ、一生ついてる必要もありません。
乳歯は乳歯の間の数年間、6歳臼歯は生えてきてから
の2~3年くらいついていれば非常に虫歯に
なりやすい時期は乗り越えます。
また、シーラントは見た目には取れてしまっても
溝の奥深くには成分が残り、シーラントをしていない
歯に比べると虫歯になりにくいそうです。
最近では、シーラントの中にフッ素も配合されて
いることが多く、より一層虫歯を予防できるように
なっていますよ。
子どもには虫歯で痛い思いなどせず、かわいい笑顔を
いつも見ていたいですよね!
そのためにも歯医者さんに行ってお勧めされたら、
ぜひ施術してもらってくださいね。