歯科衛生士つぼねの歯っとするブログ

アラフォー現役歯科衛生士のつぼねです。蓄えた知識(余計なものも含む)をドドンと大放出します!

インプラントって何?

つぼねです。

お題

インプラント

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インプラント」とは?

 

虫歯や歯周病、事故などで失ってしまった歯の

代わりに、チタン製の人工歯根をあごの骨に

埋め込み、その上に人工の歯を固定することで

自分自身の歯と変わらない見た目と機能を回復

させる治療方法です。

 

歯を失ってしまった場合、欠損歯の本数にもより

ますが、歯を補う方法としては…

①ブリッジ

②入れ歯

インプラント

の三種類があります。

 

つぼねが歯科衛生士になりたての頃はインプラント

をよく思っていない歯科医院も多く、つぼねも

インプラントへのイメージはあまりよくありません

でした。

しかし、今もし歯を失ってしまうことがあったら、

間違いなくインプラントを選択すると思います。

そう考えるようになったのは、インプラント

しっかりケアしながら維持し、本当に満足している

患者さんがたくさんいらっしゃるからです。

 では、インプラントのメリット・デメリットを

ご説明しますね。

 

メリット

 

①しっかり咬めるようになる

インプラントはあごの骨と結合し、しっかりと固定

されるため、自分自身の歯に近い噛み心地を

取り戻せます。


②健康な歯を削らずにすむ

周囲の歯を削ったり土台として使ったりすることが

ないため、残っている他の歯に負担をかけません。

入れ歯もブリッジも残っている歯に支えを求める

ので、健康な歯がダメージを受けて寿命を縮めて

しまうことが多いです。

 

③審美性が高い

ブリッジや入れ歯と違って、見た目もほぼ自分の歯

と変わりないほどに回復できます。

 

デメリット

 

①外科手術が必要なこと。

インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込むため

の外科手術が必要です。

手術というと不安がよぎりますね。

実際患者さんから不安です!怖くてなかなか踏み

出せない…と言われることも多いです。

しかし、通常インプラントのオペは歯を抜歯する

よりも痛みや負担が少ないと言われています。

つぼねがインプラントの勉強会に行った時も、講師

の先生が患者さんへのわかりやすい説明として

「抜歯と同じかそれより少し楽です」と伝えると

よいでしょうと言われました。

確かに施術した患者さんに「あれ?もう終わり?」

って言われることもしばしば。

 

②保険適用外なこと

インプラントの治療は自費診療になります。

だいたい一本インプラントを入れるのに30万~

50万円くらいが相場のようです。

 

インプラントを受けられない場合がある

全身疾患(糖尿病や骨粗鬆症など)を持っている方は

インプラントの手術が受けらない場合があります。

かかりつけ医と歯科医師にご相談下さいね。

 

④治療期間が長い

個人差はありますが、人工歯根が歯槽骨と結合する

期間だけでも3か月~6か月は必要です。

そのため、すべての治療を終えるに半年以上かかる

場合があります。

 

⑤メンテナンスが必要

インプラントも天然歯と同様にきちんとメインテナ

ンスがされていないと、歯周病に似たインプラント

周囲炎を起こします。進行するとインプラントが抜け

落ちてしまうこともあります。

インプラントの周囲を清潔にしておくことと、異常が

あった場合は早期発見がとても重要になってきます

ので、必ずメンテナンスを受けるようにして下さいね。


入れ歯が合わなくて悩んでいる方や、周りの歯の健康

を守りたい方に適した治療法です。

是非一度かかりつけの歯科医師にご相談してみてください。

 満足のいくインプラント治療を受けられることを願います💛

 

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