子どもの虫歯
つぼねです。
本日のお題はこれ。
「子どもの虫歯」です。
子どもの虫歯…いやですね~
なぜなら子供の歯はとっても弱いからです( ;∀;)
つぼねの働く歯科医院では3か月に一度検診&フッ素塗布を
お勧めしていますが、それでも3か月後にまさかの穴が
空いていることもあります。
こんなことが起きると頑張って仕上げをしていた母たちは
相当へこんでしまいます。ですよね~。わかります。
ことの重大さがわからない子どもはわりとケロッとしてるけどね。
なぜこんなに乳歯は虫歯になってしまうのか?
子どもの虫歯の特徴についてご説明しますね。
①乳歯は歯自体が弱い
乳歯は歯の表面のエナメル質が薄く、なおかつ弱いので、
虫歯が進みやすい。
そのため、比較的早く神経に達する虫歯にまで至ること
ことがある。
②乳歯の虫歯は白濁(白っぽい)まま穴が開く。
大人の虫歯は白濁から黒ずんで穴が開いていくが、
乳歯の虫歯は白濁のまま穴が開く…。=発見しにくい。
③痛みを感じにくい
痛覚が発達していない子供は痛みを感じにくい。
痛い!と来院する場合穴が開いているところに食片が
詰まって、歯肉が「痛い!」ってことが多い。
痛いと言ったり、痛くないと言ったりで「とりあえず
来院しました」ってこと多いです。
④好発部位
乳歯の虫歯の好発部位は上の前歯のど真ん中!
&奥歯の歯の間&咬合面(噛む面)
ここですよ。つぼねが子供の歯をチェックするときは
とりあえずデンタルフロスを通して歯の間をくまなく
診ます。
乳歯を守るためにできることはこんな事。
①歯磨きをしっかり習慣づける
毎日の歯磨き&フロスしっかり習慣づける。
②フッ素を取り入れる。
歯質を強化するためにフッ素入りの歯磨き粉やジェルなど
を使う。
③キシリトールを取り入れる。
口腔内環境自体を整えるためにキシリトールをとる
ようにする。
④よく噛んで食べる。甘いものは控えめに。
唾液の分泌を促すことで、唾液の効果を最大限生かす。
糖分を控えることで、細菌の増殖を防ぐ。
⑤だらだら食べない
口腔内が酸性に傾いた状態を維持しないようにして、
歯が溶け出すのを防ぐ。
乳歯を守ることができるのは、お母さん、お父さんです。
ともに頑張りましょうね💛